Theme:  日本における建築法は

Author: anonymoususer
10 7th, 2013

我が国では建築に関する法規は建築基準法があり建築法規の基幹をなす。この建築法に建築基準法施行令、建築基準法施行規則、建築基準法施行細則、建築基準法関係告示、通達などが定められている。 建築基準法は建築物の敷地、構造、設備、用途に関する最低基準を定めて国民の生命健康財産の保護を図り、公共の福祉の増進に資することを目的とした法律。
 建築法規内容は総則、敷地構造設備、都市計画内の同定め、建築協定、審査会、雑則などで構成されている。



 時代の要請により木造建築物も大規模なものが建てられるように建築法基準が改正されて、高さ制限が緩和されたり、防火壁の設置義務が条件付きで不要とされたり、建築法基準に適合する3階建てが許可されたり、大断面の集成材の使用で壁や筋交いの使用が不要となったり、容積率が道路巾員により緩和されたり、斜線制限や排煙設備の緩和、内装制限の緩和や間仕切り壁の耐火構造化、駐輪場の延べ面積算入が緩和されたりして適時に建築法規内容が改正されて来ている。
私が以前住んでいた家には、テラスの跡がありました。
どういうことかと言えば、父の居室である和室の奥に、板の間のサンルームがあり、本来ならばそこから直接外のテラスに出られる設計だったのです。しかしその設計は建築法に照らし合わせた結果、違法とされ、仕方なく斜めの屋根になってしまったのです。これは今からもう20年以上前の話ですから、日照権などという言葉が建築法の中に盛り込まれていたのかどうかは定かではありませんが、確かに我が家があの場所にテラスを作っていたら、隣のアパートは全く日が射さなくなっていたでしょう。



このように建築法という法律は、一つの建物を作る際にどこまでが大丈夫なラインなのかということを明記したものです。それは隣近所の環境などに配慮したものになっています。私は福祉住環境コーディネーターの資格を取得する際に建築法について少しだけ齧ったのですが、この法律があるからこそ、建物は安全性を保つことが出来、また周囲の環境の中に溶け込むことが出来るのだと知りました。
もしも建築法という法律がなく、皆が好きなように自分の家を作ってしまったら、社会は大混乱に陥ってしまいます。ですから建築法というのは、この社会が正常に機能するためになくてはならない法律なのです。